gaijinwifegaijinlifeの日記

Texan in Tokyoの良介が外人Wife,外人Lifeのお話をするよ!みんなが笑顔になりますよ〜に♬ 

7章 ~結婚式~ ①アメリカ再上陸&計画

プロポーズ後に実家に帰り、僕の両親に婚約の報告。

グレイスとは結婚するつもりで付き合ってると事前に伝えていたし、

何度も実家にグレイスを連れて行ってたから両親も大喜び。

ちなみに何気に昔気質な僕は、グレイスにプロポーズする前に

グレイスのお父さんに結婚の許しをもらっていたんだ♪

 

1度お父さんが日本に来た時に、2人きりでお父さんに話をしておいたんだ。

 

将来は未確定な事が多いけど、グレイスとはずっと仲良しでいられると思うし、

もし仲良くお互いを尊敬し合える関係が続くなら、

いずれプロポーズするつもりです。

娘さんを下さい!ってね。

そうしたらお父さんに「My son!! (息子よ!)」ってハグの歓迎を受けて、結婚の許しをもらったんだ。

 

そんな事もあったなぁ~と思いながら、飛行機を待つ僕。

そう!これから、アメリカに行くんだ。

 

実はね、3か月前にグレイスが帰国してたの。

また遠距離はキツかったけど、

婚約してたから以前よりも信頼感が増して難なく乗り越えたよ。

 

グレイスが卒業するまで残り1か月。

このタイミングでアーサイナス大学に行き、

卒業後にそのままグレイスとテキサスへ引っ越し。

 

今回アメリカに行く最大の目的は、

ズバリ僕たちの結婚式のため。

 

しかもただの結婚式じゃない!

 

2回も結婚式するんだ笑

 

テキサス出身のグレイス。

つまり家族や親戚、幼馴染はテキサスに住んでるの。

でもアーサイナス大学があるのはフィラデルフィア

つまり僕たち共通の大学の友達はフィラデルフィアにいる。

友達の多くが学生(卒業したばかり)だったから、

お金がなくテキサスには来れないんだ。

グレイスの家族や親戚がフィラデルフィアに行くのも

休みを取るのが難しかったり、宿泊場所の確保が難しく断念。

 

それなら、2回結婚式しようよ!

とグレイス。

 

いいね!2回結婚するみたいで楽しい!

と即答する僕。

 

この時の僕は、結婚式の準備がどれくらい大変かもよく知らないで即答するくらい

無知だったんだ。

僕は、いっつもワクワクしたり楽しそうなら「やる!」って宣言してから、

後で考えるタイプだからこうなっちゃうんだ笑

後になって何度も悔んだよ。

 

そしてこの時も後悔する事になるのでした~

 

♡外人Wife,外人Life♡

 

6章 ~婚約~ ⑦She said "YES"

「グレイス・ビュークリ、僕と結婚して下さい」

 

ライトアップされたシンデレラ城の前で、

片膝をついてプロポーズをした僕。

 

「これからずっとグレイスの事を幸せにするから!」

 

と一世一代の宣言。

 

周りに人はたくさんいたけど、

正直全く目に入ってこなかった。

 

グレイスだけに、グレイスの存在だけに

僕の意識が集中していたんだ。

 

死ぬ前に過去の思い出が走馬灯のようによみがえるって言うじゃん?

 

僕はこの時に、その体験をしたんだ笑

 

プロポーズしてから、グレイスが返事をするまで

実に3秒もなかったと思うけど、

出会った頃から今日までのグレイスの笑顔がよみがえったんだ。

全部、グレイスの笑顔だったことにビックリしているのも束の間。

 

「YES!!! Of course!!」

「ありがとう!!結婚しよう!!」

って言う優しい聞き慣れた声で現実に戻った。

 

一瞬何が起きたか分からなかった。

 

でも、走馬灯のようによみがえった笑顔のどれよりも

素敵な笑顔で抱きついてくるグレイスを見て、

「あっ、結婚したんだ僕たち」って気づいた僕。

 

すぐにグレイスをお姫様抱っこして喜んだ。

 

 その時に、こそっと

「でもアタシは良ちゃんに幸せにしてもらわなくていい!一緒に幸せになろう!」と訂正された笑

 

すると周りの人が「写真撮りますよ」って言って来てくれた。

数人に写真を撮ってもらってもらったんだ。

 

こっちまで幸せな気分になれたわ〜って写真を撮ってくれたお姉さんに言われて、

何だかすごく嬉しかった。

 

グレイスにもありがとう!全然期待してなかったから、余計嬉しかった!って言われ、

サプライズまでの苦労が報われた気がした僕。

 

プロポーズまで色々あったけど、グレイスが喜んでくれてよかった♬

 

「ありがとう、これからよろしくね!峯田グレイスさん♬」

 

そして僕たちは、家に帰ったんだ。

来る時は「彼氏彼女」だったけど、

この時は「夫婦」としてね。

 

〜プロポーズした後に撮ってもらった写真〜

  

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幸せそうでしょ?へへへ

 

♡外人Wife,外人Life♡

6章 ~婚約~ ⑥当日その②

ほろ酔いだった事もあり、いつもより全力で楽しめた僕たち。

乗り物もたくさん乗れたし、写真もいっぱい撮れた。

 

しかし、元気だったのもお昼すぎまで。

14時過ぎには、はしゃぎ過ぎた疲れが出てきて、

20分おきに休憩が必要になった僕たち。

 

〜時刻は15時すぎ〜

 

プロポーズはライトアップされたシンデレラ城の前でするって決めていたから、

ベンチで休憩しつつ、夜になるのを待つ。

 

・・・まだ日が暮れるまでには3時間以上あるぞ。

  

 

「そろそろ帰ろっか?」

 

 

え??

ちょっと待って!

パニックになりつつも必死に止める僕。

 

どうして、いつも冷静沈着な良ちゃん(ウソ)

がパニックになったのかというと、

 

ここだけの話、

グレイスが「疲れて帰りたい」と言い出したら、赤信号。

超不機嫌になって、何を言っても反対されるんだ。

ご機嫌を取る唯一の手段は、「帰宅」に賛成するしかないの。

 

唯でさえ、緊張からプロポーズのシュミレーションを

頭の中で何百回としていた僕だから、

いつもよりも簡単にパニックになるのは必須。

 

思わず、

「嫌だ!もっと夢の国にいたいもん!!」

って妙に甲高い声で叫んじゃった・・・

 

グレイスもまん丸の目をさらに丸くして、固まってたっけ。

 

とてもじゃないけど、クールにプロポーズする男の姿じゃないよね笑

 

でも、僕の必死さ(?)が伝わり、もう少し残る事に賛成してくれたグレイス。

よかった!

しかし、2人とも体力的にキツかったから

テーブルでうつ伏せになって仮眠を取ることに。

夢の国で、こんな風に仮眠を取る人なんて、そうそういないよね笑

 

その後、15分おきくらいに

「もういいでしょ?」

「寝にくいし、帰ろう」

「まわりが気になって寝れないわ」

「どうしてアタシ達こんなことしてるの?」

「帰って温泉行こう」

「アタシ意味もなく待つのって嫌いなの」

と口撃されつつも、聞こえないフリして必死に耐え忍んだ僕。

 

〜18時半すぎ〜

 

すっかり日も暮れて、パレードも始まり、いい感じになってきたから

お散歩でもしよう?とグレイスに提案。

混んでたけど、何とかお散歩に繰り出す僕たち。

 

30分くらいかけて、シンデレラ城に連れて行く作戦。

 

休憩したおかげで、お散歩中は色んな話をした。

「今日は疲れたけど、本当に楽しかったわ!」

「次はディズニーシーに行こう!」などなど。

 

よし、もうすぐシンデレラ城だ。

 

男、いや漢になるぞ!

 

「あぁ〜!お城すごくキレイ♡」

シンデレラ城もライトアップされていてロマンチック。

「子供の頃は、ディズニーのお姫様になるのが夢だったんだぁ〜」

 

「・・・そう思って、ここに連れてきたんだ。」

「僕のお姫様になって欲しくてね」

 

「グレイス・ビュークリ、僕と・・・」

 

良ちゃんの一世一代のサプライズは成功するのかな?

 

♡外人Wife,外人Life♡

6章 ~婚約~ ⑤当日その①

良かれと思って計画したサプライズの過程で

グレイスを今まで1番悲しませてしまった僕。

 

胸がはりさけそうだった経験をしたのはこの時が最初で最後。

 

・・・でもやるぞ!グレイスに最高の笑顔を届けるぞ!!

と高らかに机の上のグレイスと僕の写真に向かって宣言したんだ。

 

そしていよいよ運命の日がやってきた。

 

その日は僕たちの記念日。

前日に秋田から夜行バスに乗って、

当日の早朝に東京へ着いた僕。

バスの車内であまり寝れなくて疲れ気味。 

 

新宿駅で待ち合わせをしているグレイスとを探すこと10分。

 

・・・いた!

 

グレイスだ。

今夜、僕がプロポーズする女性だ。

 

ドクン!ドクン!

 

あんまり緊張とかしない僕なんだけど、

どういう理由か視界がグレイスを捉えた瞬間から、

僕の心臓はフル回転。

12月なのに汗はダラダラ。

 

でもポケットの中の指輪があるのを確かめたら、少し落ち着いた。

「そうだ!今日だ!落ち着け!」と自分に言い聞かせる。

 

ゆっくりグレイスに近づいて、

心のなかで「今夜プロポーズするからね♬」と呟きながら、

優しく抱きしめようとしたその時。

 

・・・え??

 

何でそんなに荷物パンパンでゴツいの?

 

「・・・あぁ〜良ちゃんおはよう!」

「あっ、これ?喉が乾くかなぁと思って」

 

カバンの中には2Lのペットボトルが3本に、なぜかビールが2缶。

しっかりおつまみの柿ピーまである。

 

ウソでしょ??

 

・・・ロマンチックどころじゃない。

 

グレイスの先制パンチをモロに食らってしまい、

一気に主導権を握られた気分・・・。

 

いや動揺しちゃダメだ。

 

しっかりしないと!

 

・・・プシュ!

 

え?何の音?

自分の手元を見ると、ビールが開いてる。

あっ、プレミアムモルツだ!グレイス奮発したなぁ〜。

 

 

いやいや!

良ちゃん何してんの??

さすがのグレイスも呆気に取られている。

 

「いや〜喉渇いてたからビール飲むよ!ありがとう!」

2Lのペットボトルとビールを見たら何故か突然動揺しちゃって

 朝7時の新宿駅でビールをイッキ飲みした僕。

 

そのまま、ちょっとほろ酔いでディズニーランドへ。

道中の電車の中で2人でビールを飲み干し、おつまみも完食した僕たち。

いざ、ほろ酔い気分でGO!!

 

先が思いやられるスタートを切った良ちゃんでした。

 

♡外人Wife,外人Life♡

6章 ~婚約~ ④良かれと思ったのに・・・。

感の良いグレイスを相手に、

サプライズを成功させるためには

12月の記念日がプロポーズのXデーだと

期待させないように誘導しなくちゃいけない。

 

そこで、いろいろ考えた結果1つの結論に至った良ちゃん。

 

「やっぱり男として、家族を養っていくためにも

仕事が見つかるまでは絶対にプロポーズ出来ない!

安易な約束はしたくないんだ!

内定をもらって就活が終わるのは早くても来年の4月以降だから、

今年中のプロポーズは絶対無理。

ちょっと待たせちゃうけど、ごめんね。

本当に僕たちの将来について真剣に考えた結果なんだ。」

 

 

よし!これなら、いくらグレイスでも

今年中のプロポーズはないって分かるだろう!

しかもウソをつくのが大嫌いで基本ウソはつかない僕だから、

まさかプロポーズ関連で僕がウソをつくなんて思わないだろうし。

 

 

「グレイスを全く期待させない」っていうサプライズのための

条件クリアだよね?やったぁ!

 

 

そしてグレイスの反応は・・・?

 

 

「・・・養ってもらわなくてもいいのに!

2人で支え合って行こうよ!

今婚約しなかったら、一体いつになるの?

このままずっと良ちゃんの、

アタシを養いたいっていうバカげた男のプライドのせいで

プロポーズをずるずる先延ばしにするの?

どうせ内定もらった次は、実際に働き始めるまで待って!

それでその次は結婚資金貯めるまで待って!

とか言って永遠に先延ばしするつもりなんでしょ!?

このいくじなし!!

アタシと結婚したくないの?どっちなの?

したくなくなったら、本気じゃないなら別れるわよ!!

 

・・・ウソ。

 

最後の「別れるわよ!」が頭の中で何度もエコーする。

 

何も言い返せない。

僕は、ただサプライズの計画の一環で・・・

 

涙目になっているグレイスを目の前にして

心の底から、動揺した僕。

 

くっ!・・・今、この場でグレイスにプロポーズしたい。

最愛の人をこんなにまで悲しませて、僕は何をしているんだろう?

と思いがめぐる。

 

 

・・・ダメだ。

 

ここは何と言おうと、

グレイスを心から喜ばせるプロポーズのために!

我慢だ。

耐えろ。

ごめんね、グレイス。

もう少しだから。

 

 

そんな事言ったって、僕にだって考えもあるし、

グレイスと一生暮らしていくための自信をつけたいんだよ!!

と反論した僕。

 

・・・わかった。

良ちゃんの事信じるわ。

ただし、来年の5月までに何らかの形でも婚約出来ないなら、

ツラいけど私から、別れるから。

 

アタシもただ待つだけじゃあツラすぎるから。

 

 

・・・どうしよう涙

 

良かれと思って計画しているサプライズによって

今までで1番グレイスを悲しませてしまった・・・。

 

♡外人Wife,外人Life♡ 

 

6章 ~婚約~ ③プロポーズ大作戦

グレイスへのプロポーズは

12月の記念日にディズニーランドはシンデレラ城の前で

プロポーズしよう!サプライズにしよう!と決めた僕。

 

その日から女友達にいろいろと女の子が考える

「サプライズでロマンチックな演出」とは何かを聞きまくった僕。

 

ラッキーな事に僕が通っていた大学、AIUは海外からの留学生が多い。

だから色んな国の女の子から情報を集められたんだ。

素敵なプロポーズをされたいのはどこの国の女の子でもみんな一緒だもんね。

 

「駅前で突然、友達大勢がダンスし始めて急にプロポーズ」

とか

「2人の思い出の場所にいくつかのヒントを隠して、指輪を探してもらう」

とか

「ドラマみたいにシャンパンの中に指輪を入れてウェイトレスさんに運んできてもらう」

などなど。

 

いや~やっぱり色々出てくるね~

一生に一度の思い出だし、当然か!と納得する僕。

 

でも、もちろん上記のようなプロポーズは理想的だけど、

筋肉だけが取り柄の貧乏な大学生の自分でも出来る範囲の

プロポーズを計画しなくちゃいけない。

だって何十人もの友達をディズニーまで連れていけないじゃん。

チケットも高いし・・・。

 

現実は厳しいなぁ。

やっぱりサプライズなんかやめて、普通にプロポーズしようかなぁと

諦めかけながら、聞き込みで集めた情報のメモを見つめていた僕。

・・・ぼんやりと眺めていると、ある共通点に気づいた。

 

全く予想していない時や場所でプロポーズ

すればサプライズになって120%成功するんだと。

 

期待させないように誘導して、

思い出の場所で、心のこもった言葉で伝えればオッケーじゃね?と。

 

そうと決まれば、まずはグレイスを誘導しなくちゃ!

 

記念日にディズニーランドに誘ったら、感の良いグレイスなら、

それだけで何かある!って気づかれて、無意識に期待されちゃう。

 

じゃあ何て言ったら全く期待させずにディズニーに連れていけるかなぁ・・・。

 

・・・あっ!思いついた!

これなら感の良いグレイスでも、その日にプロポーズされるなんて

全く予想つかないハズ!へっへっへ~

 

この頃の良ちゃんは、気づいていなかったんだ。

プロポーズされる側の女の子の繊細な気持ちを。

 

・・・記念日にはディズニーランドで嵐、

いやテキサスのハリケーンが待っているとも知らずに・・・。

 

♡外人Wife,外人Life♡

どうしてこんなにたくさんの薬を?

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よく風邪を引くグレイス。

しかも自宅がオフィスのため時間調整しやすく、

さらに効率重視だから、

必然的に病院のお世話になる事が多い。

 

やっぱり病気の事は、お医者さんに聞いた方が早いじゃん?笑

 

でも、必ずその際にグレイスに文句を言われるんだ。

 

待ち時間が長い?

病院の匂いが苦手?

早く帰りたい?

 

といった文句ももちろん言われるけど、

ダントツで多い(ほぼ習慣になってるほど)のは

服用する薬の多さ!

 

いつもどうして、ただの風邪なのに

4種類の薬を1日3回も飲まなきゃいけないの?

って家に帰ってから僕に聞いてくるんだ。

家に帰ってからね。←ここ重要。

 

でも良ちゃんは、お医者さんでも薬剤師さんでもないよ笑

だから分かんない!それに気になるんだったら、

薬局にいる時に質問してよ~

って言うと、

何で良ちゃんは知らないのよ!おかしいわ!ってスネられる笑

 

だからすぐに処方してもらった薬局に電話して

納得した回答が得られるまで薬の説明をしてもらう僕・・・。

 

おかげで薬にどんどん詳しくなっている良ちゃんでした。

・・・薬剤師になっていれば良かったよ。

今からじゃあ遅いか・・・笑

 

でも処方される薬ってすごい多いよね。

頻繁に病院に通うお年寄りとかだと、

飲み切る前に捨てちゃうお年寄りとかも結構いそうな気が・・・。

 

♡外人Wife, 外人Life♡