gaijinwifegaijinlifeの日記

Texan in Tokyoの良介が外人Wife,外人Lifeのお話をするよ!みんなが笑顔になりますよ〜に♬ 

第3章 〜アメリカ留学〜 ③意識改革

ニューヨークだけでなく、

大学の食事中の雑談にも思うように参加出来ずに

「引きこもりたい」と思った良ちゃん。

 

「良い事があれば悪い事もある」ってよく言うけど、

この時は悪い事が続く、続く。

 

本場の英語は違うの?

何だか会話するのも怖くなってきたよ。

すっかり自信を打ち砕かれて、

起きたくないなぁ〜って思ってた、ある朝。

しぶしぶベッドから降りて何気なく鏡を見ると、

・・・え?

・・・絶句。

 

ネガティブ良ちゃんに追い打ちをかけるように

全身が真っ赤になる謎の湿疹発生。

 

「・・・勘弁してよ。」

 って思い、本当に涙出てきそうになった。

一瞬、窓から・・・って思った。

「おいおいおい!しっかりしろよ自分!」って大声で叫んで、

すぐに日本語がちょっと分かるアメリカ人の部屋へ。

・・・ドンドン!

「サラ!薬持ってる?」ってものすごい剣幕でね笑

 

幸いにもサラが湿疹用の薬を持ってて、1日安静にすることに。

先生やみんなには伝えておくから平気と言われて一安心。

めっちゃビックリしてたけどね笑

 

薬を飲んで一眠りしたら、だいぶ症状が落ちついてきた。

「はぁ〜アメリカの薬って強力なんだなぁ〜」

と思える余裕が出てた自分にビックリ!

 

気持ちが落ち着いてきたら、

猛烈に悔しくなってきた。

 

「こんな事で、逃げ出すためにアメリカに来たんじゃねーぞ!」

 

両親や友達、先生や近所のおばちゃん、

みんなの期待を背負ってきたのに、ここで負けてたまるか!

見返してやる!認められてやる!

って心から叫んだね〜

この時は悔しすぎて叫びながら、泣きじゃくってたんだ。

 

珍しく感情大爆発の良ちゃん。

お〜よしよし!

 

必死で何が使える!?

何が出来る!?って自分に問いかけた。

 

どうやって輪に入ればいいんだ?って安静にしながら1日中ず~っと考えてた僕。

でもあんまり考えるのは得意じゃないから、もう開き直ろうと思って

こうなったら、片っ端から試してやる!って決めた僕。

だっていつまでも、ウジウジしてるのは性に合わないしさ。

 その日はすぐに寝て、次の日の朝。

赤みもだいぶ落ち着いたから、早速行動。

 

まずは観察しようっと。

食事の際に「意識を会話に入る事」から

「周りのアメリカ人がどう会話をするか」に意識して注目することにした。

やっぱ出来てる人を真似するのが手っ取り早いもんね。

するとアメリカ人は、みんな早口だと思ってたら、

ある1人のイケメンの会話のスピードはすっごいゆっくりだと気付いた。

まだちゃんと会話した事なかったけど、

食事の後に彼に話しかけた僕。

彼の名は、Ted。

ゆっくり必死に伝えたら、しっかりわかってもらえた。

Tedに「会話に入れない」っていう悩みを伝えたら、

「じゃあゆっくり話しなよ!ゆっくりでもみんな聞いてくれるよ!」って。

 

その後、Tedはもちろん僕の大親友になったのは言うまでもないかな笑

いつも一緒にジムに行って共に全力で鍛えてたジム仲間!

「ザ・男の友情」

僕たちの結婚式の付き添い人もしてくれたしね!

 

しかもジムに行き始めた頃は、

アメリカ人全員が早口ってわけじゃないだろ?

オレなんかめっちゃゆっくりだしさ笑

って励ましてくれた。

 

こんな感じで必死で意識を改革して、

まずはゆっくりでも気後れせずに元気よく喋る事から始めたんだ。

 

そして、わからない事は、一目を気にせずに

「え!ちょっとそれわかんないから教えて!!」

というように聞く癖を身に着けた僕。

 

言わないとみんなわかってる前提で話が進んでいくっていう風に考えると

ちょっと恥ずかしいからって聞かずに遠慮してたら、

実は時間をスゴイ無駄にしてる気がしたんだ。

留学に来るのだってタダじゃなかったしさ。

両親にお金を借りたし。(現在も返済中)

 

そうすると受け身の姿勢からもっと積極的に

会話に参加していかなきゃって思えるようになったんだ。

 

・・・ぶっちゃけ全部Tedのおかげ!

 やっぱり持つべきは良い友達だよね!

Thank you!Ted!

 

♡外人Wife,外人Life♡