第1章 〜2浪時代〜 ➀はじまり
「うん!2浪だよ!だから人生の先輩なんだよ!ハッハッハ」
「・・・オッサンじゃん笑」
晴れて第一志望の大学に入学して、
隣に座ったクラスメイトと自己紹介した際のやり取り。
その日から、アダ名は、うん・・・それ。
「オッサン」
〜時はさかのぼり、あれは現役高校生で大学受験に失敗して、
浪人生としての生活を始めたばかりの頃〜
大学生になった周りの友達には
「お前大丈夫か?」
「勉強ばっかりで腐るなよ!」
「5浪するんでしょ?笑」
みたいに言われてた。
まるで、
浪人=お先真っ暗な人生
ってイメージをみんな持ってるみたいでさ!
でも、僕は気にしなかった。
昔から人と違う事を言ったり、
違う事をするのが好きだったからね。
テニスの王子様の影響で、
テニスがブームになって、
友達みんながテニス部に入った時は、
ボクシングに夢中だったし。
そんな僕だから、浪人=みんなと違う
やった!ワクワク〜って感じだったんだ笑
・・・でも現実はそんなに甘くはなかった。
18時からの誘惑が僕を待っていたんだ。
♡外人Wife,外人Life♡