gaijinwifegaijinlifeの日記

Texan in Tokyoの良介が外人Wife,外人Lifeのお話をするよ!みんなが笑顔になりますよ〜に♬ 

6章 ~婚約~ ⑥当日その②

ほろ酔いだった事もあり、いつもより全力で楽しめた僕たち。

乗り物もたくさん乗れたし、写真もいっぱい撮れた。

 

しかし、元気だったのもお昼すぎまで。

14時過ぎには、はしゃぎ過ぎた疲れが出てきて、

20分おきに休憩が必要になった僕たち。

 

〜時刻は15時すぎ〜

 

プロポーズはライトアップされたシンデレラ城の前でするって決めていたから、

ベンチで休憩しつつ、夜になるのを待つ。

 

・・・まだ日が暮れるまでには3時間以上あるぞ。

  

 

「そろそろ帰ろっか?」

 

 

え??

ちょっと待って!

パニックになりつつも必死に止める僕。

 

どうして、いつも冷静沈着な良ちゃん(ウソ)

がパニックになったのかというと、

 

ここだけの話、

グレイスが「疲れて帰りたい」と言い出したら、赤信号。

超不機嫌になって、何を言っても反対されるんだ。

ご機嫌を取る唯一の手段は、「帰宅」に賛成するしかないの。

 

唯でさえ、緊張からプロポーズのシュミレーションを

頭の中で何百回としていた僕だから、

いつもよりも簡単にパニックになるのは必須。

 

思わず、

「嫌だ!もっと夢の国にいたいもん!!」

って妙に甲高い声で叫んじゃった・・・

 

グレイスもまん丸の目をさらに丸くして、固まってたっけ。

 

とてもじゃないけど、クールにプロポーズする男の姿じゃないよね笑

 

でも、僕の必死さ(?)が伝わり、もう少し残る事に賛成してくれたグレイス。

よかった!

しかし、2人とも体力的にキツかったから

テーブルでうつ伏せになって仮眠を取ることに。

夢の国で、こんな風に仮眠を取る人なんて、そうそういないよね笑

 

その後、15分おきくらいに

「もういいでしょ?」

「寝にくいし、帰ろう」

「まわりが気になって寝れないわ」

「どうしてアタシ達こんなことしてるの?」

「帰って温泉行こう」

「アタシ意味もなく待つのって嫌いなの」

と口撃されつつも、聞こえないフリして必死に耐え忍んだ僕。

 

〜18時半すぎ〜

 

すっかり日も暮れて、パレードも始まり、いい感じになってきたから

お散歩でもしよう?とグレイスに提案。

混んでたけど、何とかお散歩に繰り出す僕たち。

 

30分くらいかけて、シンデレラ城に連れて行く作戦。

 

休憩したおかげで、お散歩中は色んな話をした。

「今日は疲れたけど、本当に楽しかったわ!」

「次はディズニーシーに行こう!」などなど。

 

よし、もうすぐシンデレラ城だ。

 

男、いや漢になるぞ!

 

「あぁ〜!お城すごくキレイ♡」

シンデレラ城もライトアップされていてロマンチック。

「子供の頃は、ディズニーのお姫様になるのが夢だったんだぁ〜」

 

「・・・そう思って、ここに連れてきたんだ。」

「僕のお姫様になって欲しくてね」

 

「グレイス・ビュークリ、僕と・・・」

 

良ちゃんの一世一代のサプライズは成功するのかな?

 

♡外人Wife,外人Life♡